
Microsoftは潤沢な資金力があることで知られているが、6月にソーシャルネットワーキングサイトのLinkedInを262億ドルで買収することを発表し、そのことを証明した形になった。
LinkedInのほかにも、Microsoftはこれまでにいくつもの大規模な買収劇を繰り広げてきた。買収した企業は、コミュニケーションプラットフォームのSkype(85億ドル)からNokiaの携帯電話事業(72億ドル)まで多岐にわたる。
Microsoftが行ってきた10件の大型買収を振り返る。
LinkedIn:262億ドル
プロフェッショナル人材やリクルーターなどLinkedInのデータを手に入れることがMicrosoftの狙いだというのが大方の見方だ。こうしたデータは、Microsoftが独自に持つ電子メールやカレンダーなどのユーザー情報を補完するものとなる。
この買収によって、アプリやサービスから得られたビジネスユーザーのプロフィール情報の統合が促されるだろう。Microsoftは、「Dynamics CRM」の優れた見込み客や既存顧客の情報を売りにしており、「Office 365」「Dynamics CRM」「Dynamics ERP」のナレッジマネジメント機能を向上させてきた。
提供:Microsoft