ソフトウェア産業は政治と縁を深める--CSAJ賀詞交歓会 - (page 2)

大河原克行

2018-01-23 07:00


経済再生担当大臣の茂木敏充氏

 来賓の挨拶では、経済再生担当大臣の茂木敏充氏が登壇。「安倍政権は6年目を迎え、経済状況は大きく改善している。名目GDPが549兆円と過去最高になり、企業収益も過去最高となり、株価も26年ぶりの高値になっている。これを投資につなげるために、年末には法人税を引き下げる措置をとり、最新の技術革新を取り込む企業には法人税を20%にしていく措置もとった」と話す。

 中小企業や小規模事業者の生産性を高めるために、3年間に渡って固定資産税をゼロにするといった、これまでにない思い切ったことも実行に移している。これから審議される2017年度の補正予算についても、10万社のIT導入支援、業務革新支援をしていくことになる。新たな環境に対応するための整備を、国がしっかりと行っていくつもりだ。ここにいるみなさんが活躍することが、日本のフロンティアを開いていくことになる。そうした自負のもとで、この1年の活動に期待したいと述べる。

 「戌年は英語でドッグイヤーである。犬の1年は、人間の7年に当たる。変化のスピードが速い。そして、IoTやAIなどにより、第4次産業が進んでいる。日本全体と、ここにいるみなさんがこれを先取りする1年であることを期待したい」と語った。

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