さまざまなコンピュータシステムのクラウド化が叫ばれている。基幹システムなど、今のまま残ると考えられているものがある一方で、時間の経過に沿ってクラウド化の流れはさらに強まりそうだ。
あらゆるものがつながるとするIoT領域でも、基盤システムをクラウドで構築するのが標準と見られるものの、1つ懸念事項がある。
センサが生成する大量のデータをそのままクラウドにアップすると、クラウド側のサーバや経由する通信回線に大きな負荷がかかるという問題だ。
そこで、クラウドに上げる前の端末(エッジ)側で、ある程度データを処理することなどを目的に実施するのがエッジコンピューティングである。