伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は2月15日、パブリッククラウド「Google Cloud Platform(GCP)」の提供を同日から開始すると発表した。関連するソリューション販売も含めて、3年間で10億円の売り上げを目指す。
GCPは、IaaSやPaaSをはじめとする米Googleのクラウドサービス。米Googleが運営している。CTCは(1)GCPの利用環境の提供と設計、構築、社内システムとの連携を含めたインテグレーションサービス、(2)稼働状況の監視やバックアップなどのオペレーションサポートサービス、(3)GCP利用におけるコンサルティングサービス――を提供する。また、Amazon Web Services(AWS)やMicrosoft Azure上でのシステムインテグレーションで蓄積したノウハウを生かして、クラウドの選定からクラウド間の連携を含めたマルチクラウド環境の構築を支援するとしている。
CTCは今後、機械学習やIoTプラットフォームなどへのGCPの展開も視野に入れたソリューションの拡充を行っていくという。