調査

AI導入で「仕事が楽になる」は4割、労働時間は「変わらない」が6割--連合調べ

NO BUDGET 2018年02月27日 10時44分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 日本労働組合総連合会は2月21日、人工知能(AI)が職場にもたらす影響に関する調査結果を発表した。調査は、2017年12月15〜19日の5日間、インターネットリサーチによって実施され、全国の20歳以上の働く男女1000人の有効サンプルを集計した。

 調査結果によると、今後、自分の職場でAIの導入・活用が進んだ場合、自分の仕事が変わっていくと思うかを聞いたところ、「変わる」が65.6%、「変わらない」が34.4%となり、AIによって自分の仕事が変わると考えている人が3人に2人の割合に上ることが分かった。

 業種別では、「変わる」と予想した人は、情報通信業で74.6%、医療・福祉が73.8%、製造業は73.5%、飲食店・宿泊業が73.5%、公務等が71.2%と高く、金融・保険業は67.7%、運輸業も68.3%と7割近くになった。一方で「変わらない」と予想した人の割合が他業種と比べて高かったのは、不動産業の47.1%と卸売・小売業の47.0%だった。

「今後、自分の職場でAIの導入・活用が進んだ場合、自分の仕事が変わっていくと思うか」の図
「今後、自分の職場でAIの導入・活用が進んだ場合、自分の仕事が変わっていくと思うか」の図(出典:日本労働組合総連合会)

 AIの導入・活用によって、仕事における自分の身体的・精神的等の負担がどうなると思うかを聞いた質問では、「楽になる」が43.5%、「変わらない」は49.5%、「負担が増える」は7.0%となり、AIの導入によって自身の負担が減ると予想する人も半数近くいることがわかった。

た。

 また、AIを使って仕事をしたいかどうか聞いた設問では、「AIを使って仕事をしたい」が42.6%、「AIを使わない仕事をしたい」は27.3%となり、AIを使って仕事をしたいという人が多数となっている。

 一方で、AIの導入・活用で自分の労働時間がどうなると思うかを聞いたところ、「増える」が11.2%、「変わらない」は62.3%、「減る」は26.5%となり、AIが導入されても、自身の労働時間に変化はないと考える人が6割以上となった。また、自分の賃金はどうなると思うか聞いた質問では、「増える」が9.5%、「変わらない」が66.7%、「減る」が23.8%と、賃金に変化はないという人が多数派となった。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んだ方に

関連ホワイトペーパー

連載

CIO
IT部門の苦悩
Rethink Internet:インターネット再考
インシデントをもたらすヒューマンエラー
トランザクションの今昔物語
エリック松永のデジタルIQ道場
研究現場から見たAI
Fintechの正体
米ZDNet編集長Larryの独り言
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
山本雅史「ハードから読み解くITトレンド放談」
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
松岡功「今週の明言」
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
大河原克行「エンプラ徒然」
内製化とユーザー体験の関係
「プロジェクトマネジメント」の解き方
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
セキュリティ
「企業セキュリティの歩き方」
「サイバーセキュリティ未来考」
「ネットワークセキュリティの要諦」
「セキュリティの論点」
スペシャル
ざっくりわかるSNSマーケティング入門
課題解決のためのUI/UX
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
「Windows 10」法人導入の手引き
ソフトウェア開発パラダイムの進化
エンタープライズトレンド
10の事情
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
Gartner Symposium
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
Microsoft Connect()
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
より賢く活用するためのOSS最新動向
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
中国ビジネス四方山話
ベトナムでビジネス
米株式動向
日本株展望
企業決算