カナダで最高クラスの性能を誇る研究用スーパーコンピュータ「Niagara」が同国の研究者らに開放された。NiagaraにはLenovoの超高密度高性能コンピュートノード「ThinkSystem SD530」が1500基搭載されている。
2017年秋に発表されたThinkSystem SD530は高性能コンピュータ上での機械学習(ML)を効率化することを視野に設計された製品だ。Lenovoは同年に「ThinkSystem」と「ThinkAgile」という2つのブランドを立ち上げ、データセンター向けポートフォリオを大幅に拡充している。
NiagaraはThinkSystem SD530コンピュートノードを採用することで、3ペタFLOPS超の処理能力を実現している。同システムは、Lenovoの高パフォーマンスストレージ「DSS-G」も採用しており、その容量は12ペタバイトを超えている。
Niagaraは、SciNetとトロント大学、Compute Ontario、Compute Canadaとの協力の成果だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。