ERP(統合基幹業務システム)など従来型の基幹システムは、Systems of Recordsとも言われ、その重要性は根強いと言われる。
一方で、IoTや人工知能(AI)を活用したこれまでにない新たなシステムの活用方法も出てきている。
例えば、ある自動車販売企業では、顧客のナンバープレートをスキャンして認識し、それを基に基幹システムのERPと突き合わせ、その顧客の詳しい情報についてリアルタイムに各店舗が把握できるようにしている。
このように、先進的で新たなシステムからより深い知見を得るためには、クラウドをベースにした新たな仕組みと既存のシステムがうまく連携できる必要がある。
基幹システムと新たなシステムの連携は、今後のシステム開発を考える上で、非常に重要なテーマになってきそうだ。その論点について集めた記事を紹介する。