RPAテクノロジーズとデジタル・インフォメーション・テクノロジー(DIT)は4月5日、業務提携を通じて両社のソフトウェア製品「BizRobo!」と「xoBot corabo」の連携による新サービスを発表した。Excel業務を自動化する新サービスを8月に提供開始する。
RPAテクノロジーズのBizRobo!は、ソフトウェアロボットの導入、運用を支援するロボティックプロセスオートメーション(RPA)ツール。これまで人間が行ってきたデータ入力や、複数のアプリケーション連携が必要な単純作業を自動化し、反復作業などを得意とする。DITが提供するxoBot coraboは、Excel業務に強みを持ち、RPA製品や他のシステムとの連携機能を持たせた業務自動化プラットフォーム。
新サービスでは、業務フローを変えずに、Excel/CSVファイル、リレーショナルデータベースなどさまざまな種類のデータを抽出し、データを集計・分類・比較することができる。従来、RPAツールによる自動化の対象は簡易なExcel業務に限られており、複雑なExcel業務については操作性や、処理速度などの点で課題があったという。こうしたネックを解消し、より顧客の業務実態に沿ったRPAの適用が可能になるとしている。
また、業務管理プラットフォームとしての機能も備える。ユーザー別に実行権限を設定し、利用者ごとに業務を管理できるほか、業務処理の実行記録を管理できる機能も搭載している。