インターコムは4月9日、三菱UFJモルガン・スタンレー証券にクラウド型画面共有ソリューション「RemoteOperator Enterprise」を導入したと発表した。オンライントレードの操作案内など、非対面チャネルのコミュニケーション強化に活用する。
証券会社が提供するオンライントレードサービスは、顧客のニーズに応じて高機能化が進んでおり、操作方法の案内といったテクニカルサポートの重要性が高まっている。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、同社のオンライントレードやインターネットでの口座開設における操作案内の向上を目的として、RemoteOperatorを採用した。
RemoteOperatorは、オペレーターと顧客のPC画面を共有し、操作支援することでサポート効率化を図るツール。Enterprise版は、通信の暗号化やログの一元管理、不正行為の監視・抑止機能などを備える。
製品選定に当たっては、次の3点を評価した。(1)メガバンクをはじめ金融業界での豊富な導入実績があり、ソリューションに対する信頼感があること、(2)クラウドサービスのため、導入に至る時間やコストを抑えられること、(3)顧客はオペレーターがどの画面を閲覧しているかをサムネイル画面でいつでも確認できるため、安心して利用できる仕様であること。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、RemoteOperator Enterpriseを活用した新しい画面共有サポートサービスを同日から提供している。
画面を共有しながら操作方法などを案内(出典:インターコム)