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日本企業のクラウド移行の意識が変わった--アバナードがサービスを本格化

渡邉利和

2018-04-13 10:34

 アバナードは4月11日、「クラウドトランスフォーメーション支援サービス」の提供を開始すると発表した。日本におけるクラウドトランスフォーメーションを加速することを目的として、Microsoft Azure環境へスムーズかつ確実に移行するための支援サービスと位置付ける。

 アバナードは、2000年にアクセンチュアと日本マイクロソフトによって設立され、「マイクロソフトのプラットフォームを使用した革新的なサービスとソリューションを世界中の企業に提供する」ことを目的に掲げる企業。3社の協業関係に基づいたソリューションを展開している。


クラウド移行支援サービスの概要(出典:アバナード)

 今回発表されたクラウドトランスフォーメーション支援サービスは、「ARC(Application Roadmap to Cloud:アプリケーションのクラウド移行)」「MTA(Modernize Traditional Application:アプリケーションのモダナイゼーションサービス)」「Azure Stack All-in-Oneソリューション(ハイブリッドクラウドソリューション)」など、複数のサービスから構成される。


Avanade CEOのAdam Warby氏

 同社の事業概要を説明した米Avanade 最高経営責任者(CEO)のAdam Warby氏は、グローバルでの実績から金融業界の事例を挙げ、英保険会社のTowergate Insuranceや米Antares Capitalがクラウドへの100%移行を達成し、大きな成果を挙げたことなどを紹介した。


アバナード 代表取締役の安間裕氏

 日本法人のアバナード 代表取締役の安間裕氏は、日本企業のクラウド移行の取り組みに関して次のように指摘した。

 「本来クラウド化はITのOPEX(事業運営費)化/変動費化というのが最初の入口だったはずで、その場合、最も効果が大きいのは情報系システムではなく基幹系システムだ。というのは、事業が好調な際には処理量が増え、そうでないときにはコストを切り詰めたい、という変動があるためだ。しかし、日本でのクラウド化は安全性や安定性への懸念もあって基幹系には手をつけてこなかった」(安間氏)

 しかし昨今は、日本企業からも「特定のシステムをクラウドに」と言う話ではなく、「全てをクラウドに移行したい」という相談を受けることが増えてきたという。このことから、同社は機が熟したと見て、今回のクラウドトランスフォーメーション支援サービスの本格提供につながったという。

 また安間氏は、同社の強みとして「グローバルで基幹系を含むクラウドへの完全移行を手がけた実績があり、“Proven(プルーブン:実証済み)”である」点を強調した。


クラウド移行支援の流れ(出典:アバナード)

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