ホートンワークスジャパンは4月16日、米Hortonworksの最高経営責任者(CEO)であるRob Bearden氏の初来日に合わせて事業説明会を開催した。最新の製品動向や日本市場での事業展開について説明した。
同月3日にも事業戦略に関する記者会見を開いており、2018年は国内における知名度の向上を喫緊の課題と強調していた。Bearden氏の来日はその一環となる。

米Hortonworks 最高経営責任者(CEO) Rob Bearden氏
企業におけるデータ管理の現状について、Bearden氏は、「過去20年以上にわたって、統合基幹業務システム(ERP)をはじめとする各種業務アプリケーションでデータのサイロ化が問題になってきた。そのような状況では事業全体を見渡すことが難しく、サイロからデータを取り出して集約する必要がある」と説明した。
そうした課題を解決するため、Hortonworksではオープンソースソフトウェア(OSS)を中核としたデータ管理基盤を提供している。Bearden氏は具体的な製品として、「Apache Hadoop」「Apache Spark」をベースに開発され、蓄積されたデータ(Data at Rest)を処理する「Hortonworks Data Platform(HDP)」、「Apache NiFi」「Apache Storm」「Apache Kafka」をベースに開発され、流れているデータ(Data in Motion)を処理する「Hortonworks DataFlow(HDF)」を挙げた。
これに加えて、最新の取り組みとして、オンプレミスやクラウドに散在するデータを横断的に管理する「DataPlane Service(DSP)」がある。中央のセキュリティ、ガバナンスに準拠した、データ資産のライフサイクルを管理するための主要機能を提供する。
Bearden氏は「HDPとHDF、DSPを組み合わせることで、あらゆるデータ形式に対応した、近代的でモダンなアーキテクチャを構築できる」とアピールする。
日本市場での事業展開については、成功に欠かせない存在として「パートナー」と「コミュニティー」を挙げた。パートナー体制の確立やコミュニティーへの貢献を進めるとともに、顧客に対してワールドクラスのサポートを提供していくと強調した。「日本を重要市場と位置付け、今後も投資に力を入れていく」(Bearden氏)