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調査

SAPシステムの更改ピークは2020年、移行完了にリスクも--ミック経済研究所調査

NO BUDGET

2018-04-25 09:59

 ミック経済研究所は、調査リポート「SAP S/4HANAマイグレーションで加速する ITモダナイゼーションの市場動向 2018年版」を発表した。

 その概要によると、ITモダナイゼーション(メインフレームなど基幹系システムの更改)市場規模は、2017年度が352億6000万円で、対前年比162.5%だった。レガシーマイグレーションとSAPマイグレーションの比率は4対6で、今後はSAPマイグレーションがITモダナイゼーション市場を牽引していくという。

 同調査は、レガシーマイグレーションやSAPマイグレーションに関するサービスを提供するSIベンダー17社を対象に実施したもの。ITモダナイゼーション市場として、2016~2018年度の集計・分析とともに中期予測を行った。

 ITモダナイゼーションの定義・概要は下表の通り。


 レガシーマイグレーションの市場規模は、2017年度が147億6000万円で、対前年比109.3%。マイグレーション手法別では、「リライト(既存アプリケーションの開発言語の変更)」が伸び、より標準的な開発手法へのシフトとして、COBOLからJava、オープンレガシー(VB6から VB.NETもしくはJavaへ、など)のニーズが伸びている。メインフレームを中心とした業務システムが残存するのは、金融、製造など一部業種・業務に限られ、2020年頃にレガシーマイグレーション需要がピークを迎えるとしている。

 一方でSAPマイグレーションは、2017年度の市場規模が205億円、対前年比250%となった。SAP国内累計導入数のうち2000プロジェクトがリビルド(新しいシステム環境への再構築、概算コスト5億円/件)によってS/4HANAへ移行すれば、潜在市場は最小で1兆円規模と予測される。S/4HANAへの移行開始は2019〜2020年がピークと予測され、2023〜2024年の移行案件は、SAPコンサルタントなど人的リソースの不足で2025年までに移行が完了するかどうか不確実だという。


ITモダナイゼーション市場規模推移

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