Boxは英国のロンドンで開催した「Box World Tour Europe 2018」で現地時間5月24日、「Box Zones」に対するマルチゾーンサポートの導入を発表した。これにより企業は、セキュリティおよびコンプライアンスへの対応を強化できるようになる。
同社はこの新サービスによって「顧客は、Boxが有している7つの既存ゾーンのいずれからもシームレスにコラボレーションできるようなかたちで、データ格納が可能になる。こういったことすべては単一のBoxインスタンスから可能だ」と述べた。
Boxによると、IT管理者は組織全体に対するデフォルトゾーンとともに、個々のユーザーに対するストレージゾーンを割り当てられるようになるという。
その結果、企業はデータの管理や保管方法に対する可視性と管理の手段を手にするとともに、監査要求に対するより高い透明性を実現できるようになる。
また、マルチゾーンサポート機能によって、組織はデータレジデンシのさらなる制御が可能になり、その結果として、25日施行の欧州連合(EU)の一般データ保護規則(GDPR)にともなって発生するデータストレージ関連のコンプライアンス問題に取り組めるようになる。
新サービスは24日より利用可能になっている。
提供:Box
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。