アマゾン ウェブ サービス ジャパン(AWS)が5月末から6月初旬にかけて実施した年次カンファレンス「AWS Summit Tokyo 2018」の基調講演で、ソニー銀行の福嶋達也氏は「クラウドファーストからクラウドオンリーへとさらなる変化が訪れている」と指摘した。
これまで、ERP(統合基幹業務システム)は、止まってはいけないミッションクリティカル領域のアプリケーションであるため、クラウド化はあまり進まないだろうという見方が強かった。
だが、それも次第に過去の事へと変わりつつある。クラウドへの信頼性が高まっただけでなく、異なるクラウドアプリケーションのデータ連携や世界展開する企業がグローバルシステムとして採用しやすいなど、クラウドERPのメリットに注目が集まり始めている。
クラウド化への急速なシフトを経験する中で、ERPもその例外とは言えなくなってきている。そのあたりの事情について解説した記事を紹介する。
