富士通は6月12日、スポーツ分野でのICT活用に特化した新会社「RUN.EDGE」をスタートさせると発表した。
RUN.EDGEは、富士通がこれまで培ってきたスポーツ分野向け映像検索・分析のコア技術をベースに、スポーツ分野のICTビジネス拡大を図っていく。これまでに国内外のプロ野球球団に提供してきた、映像データを活用した分析サービス(SaaS)の機能強化を図るとともに、そこで培った技術やノウハウを用いて、サッカーをはじめとするほかのスポーツ領域にも、幅広く展開していく。
プロスポーツチーム向け分析サービス(SaaS)
また、スカイライトコンサルティング(スカイライト)のスタートアップ経営手法を取り入れ、スポーツアナリティクス分野に特化することでビジネスの機動力を高める。新会社の出資比率は、富士通69.4%、スカイライト30.6%。
スカイライトは、戦略策定、業務改革、IT活用などのコンサルティングサービスの提供を行う企業で、ベンチャー企業への投資および事業育成支援、スポーツビジネスの拡大にも取り組んでいる。