日本IBMは7月9日、Oracle環境のOSやデータベースの運用・保守を行う「IBM Cloud for Oracle Solutions」の提供を日本で開始したと発表した。
同サービスは、海外では2013年から提供されているクラウド型のマネージドサービス。提供メニューは、Oracleデータベースとミドルウェアサーバが稼動するシステムのOS(AIX)のみを対象とするメニューと、OSおよびデータベースの両方を対象とするメニューの2種類。価格は個別見積もりとなる。
日本IBMは、海外のサービス提供で蓄積した知見やスキルを活用して、日本でもサービスを提供できるとし、オンプレミスの物理や仮想化環境でOracle製品を利用する企業顧客がクラウドに移行する場合のソリューションになると説明。ユーザーがOracleの運用要員を確保している場合にはOSだけのメニューを選択できるなど、幅広い利用方法を提供するとしている。