ネクスウェイとサイバートラストは、犯罪収益移転防止法(犯収法)に準拠した「オンライン本人確認サービス」でマイナンバーカード認証を8月から提供する。
ネクスウェイでは、2017年3月から転送不要郵便により本人確認(KYC)を行う「本人確認・発送追跡サービス」の提供している。「オンライン本人確認サービス」では、ネクスウェイが提供するアプリを利用し、現在の犯収法で認められているオンラインでの取引時確認の方法であるマイナンバーカード認証で、ネット完結での顧客の本人確認が可能となる。
サービスイメージ
本人確認が必要な顧客は、Android端末にマイナンバーカードをかざすことで、オンラインでの本人確認が可能になる。また、特定事業者はネクスウェイが提供するライブラリを事業者アプリに組み込むことで簡単に本人確認を実現できる。
マイナンバーカードによる本人確認のプラットフォームには、サイバートラストの「サイバートラスト オンライン本人確認プラットフォームサービス」を活用する。同社は、公的個人認証におけるプラットフォーム事業者として総務大臣認定を取得している。
「オンライン本人確認サービス」の利用価格は、初期導入費が10万円、サービス基本料金が月額6万円、従量料金(失効確認料金)が1件当たり200円となる。