2018年の夏は、全国各地で“災害に匹敵する”と言われるほどの猛暑が続く。熱中症を回避するための冷却と水分補給が欠かせないが、特に冷却はIT機器も人間と同様だ。一方でIT機器を冷却するための電力コストの増加は、今でも気になるところだろう。
2011年の夏は3月に発生した東日本大震災の影響から全国的に電力需要がひっ迫し、各地で「節電」が叫ばれた。当時、多くのIT管理者が「計画停電」への対応などに追われ、データセンターのサーバからオフィスのPCに至るまで「節電」の工夫に明け暮れた。
2018年の夏は、当時に比べれば電力供給が改善しているとはいえ、猛暑が冷却のための消費電力増を招くリスクは否めない。そこで2011年に掲載した記事を中心に「節電」の参考になるポイントをまとめた。
猛暑で気になる節電ポイント再点検