ドリーム・アーツは12月26日、BPM型ウェブデータベース「ひびき Sm@rtDB(スマートDB)」のシステム間連携機能オプションを、次期バージョン(Ver4.2)以降の製品で利用できるようにすると発表した。
同オプションは、クラウド/オンプレミスといったシステム環境を気にすることなく、「スマートDB」と「Office 365」のExcelなどさまざまな外部アプリケーションとの連携を可能にするもの。例えば、システム開発プロジェクトの課題管理業務において、プロパー社員による課題管理は「スマートDB」上で一元管理をしているにも関わらず、社外のパートナーは「スマートDB」にアクセスできないため、仕方なくExcelファイルを利用するケースがある。
しかし、同オプションを使えば、Excelと「スマートDB」を連携させ、Excelを更新するだけで「スマートDB」も同期され、ファイルを添付したメールによる煩雑なやり取りが不要になる。また、外部パートナーのExcel入力作業自体を変えることなくリアルタイムでの一元管理を実現し、作業者および管理者の業務時間を大きく削減、さらにミスの低減にもつなげることができる。
さらに、「Azure Logic Apps」で用意されている多数のアプリケーションコネクタと「スマートDB」を連携させることで、エンタープライズ業務の幅が格段に広げることが可能となる。同オプションはオープン価格で、2019年春に正式提供する予定。