2019年4月1日に改正「働き方改革関連法」が施行され、企業や組織おける「働き方改革」への取り組みを実行しなければならないフェーズに入った。「働き方改革」が叫ばれて久しいが、「早く帰れ！」といった現場任せの対応では、もはや、たいした結果につながらないことが分かってきている。
言うまでもなく「働き方改革」の目的は、単に残業を減らすことではない。働く場所や時間といった環境に柔軟性をもたせ、一人ひとりの業務効率の改善につながる制度や文化などを整備することで、生産性を引き上げることにある。
その仕組み作りは大変だが、少なくともテレワークやモバイルワークを安全かつ着実に行うためのITのツールやサービスは整備されてきており、それらを活用して成果を上げつつある企業が少なくない。「働き方改革」の実行が待ったなしとなった今、その第一歩となるIT活用で注目を集めた数々の企業の取り組み事例をお届けする。
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