ベンチャー企業こそプロジェクト管理ツールを活用すべき理由 - (page 2)

松岡功

2019-04-11 07:15

 ベンチャーやスタートアップ企業の多くは、独創的なアイデアや技術をもとに事業を興すが、一方でとかくなおざりになるのがマネジメントである。そうした企業にとって経営上の大きな課題になりがちなのは、健全な事業計画の立案とそれに沿った事業の実施、およびそのために必要な人的、資金的経営資源の確保である。

 それをもとに、ベンチャーやスタートアップ企業ならではのスピーディな意思決定と、独創的なアイデアや技術に基づく事業の生産性の質的向上を図っていかなければならない。その意味では、ベンチャーやスタートアップ企業こそ、日常の業務プロセスにおける意思決定を軸に生産性の質的向上を目指すプロジェクト管理の活用が望ましい。

 独創的なアイデアや技術と、プロセス指向のマネジメントをうまく組み合わせることができれば、ますます強固な経営体質を実現することができるようになる。

 また、ベンチャーやスタートアップ企業へのプロジェクト管理の適用は、それらを資金面で支援する金融機関やベンチャーキャピタル、その他の投資家にとっても企業評価を行う格好の手立てとなる。自分たちで資金を調達し、仲間内で一定の収益を上げられればよいというのであれば、とくにプロジェクト管理を適用する必要はないかもしれない。しかし、IPO(株式公開)を目指そうというのであれば、プロジェクト管理の適用が打ってつけだし、企業競争力の決め手になる。

 そうしたプロジェクト管理に有効なツールの1つが、Projectである。クラウドサービスとして導入しやすくなったことで、規模の小さいベンチャーやスタートアップ企業でもマネジメントツールとしてしっかりと適用されるのを期待したい。

Microsoft Projectサイト画面(出典:日本マイクロソフト)
Microsoft Projectサイト画面(出典:日本マイクロソフト)

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