デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー(DTFA)は、TISと共同提供してきた企業分析AI(人工知能)サービス「Finplus(フィンプラス)」を刷新し、改めて提供を開始すると発表した。
同サービスは、デロイト トーマツのファイナンシャルアドバイザリー(FA)事業で蓄積されたノウハウを元に、TISがシステム構築を行ったクラウド型の企業分析AIサービス。業務提携やM&A(合併/買収)などを検討する際に行う対象企業選定などの初期的分析(財務諸表分析、株式分析、経営分析)作業と株式分析のシミュレーションを、迅速に低コストで行える。財務諸表のアップロード後、短時間で分析結果を確認できるようになり、また、コストも1回当たり10万円程度に抑えられる。
「Finplus」のサービスイメージ
今回の刷新のポイントは、分析時間の早期化、帳票デザインの見直し、画面デザインの見直しによる操作性向上の3点。分析依頼から分析結果の提供までを最短即日で実現できるよう分析速度を向上させており、可読性を向上するよう帳票のレイアウト、文字フォントなどの帳票デザインを調整している。利用の申し込みから1週間程度で利用可能になる。