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自律型データベースへの移行を担う専門集団--レック・テクノロジー

大河原克行

2019-12-13 06:00

 レック・テクノロジー・コンサルティングは、「Oracle Autonomous Database」への移行を支援する「Re:Q Autonomous 移行サービス」の提供を開始した。Autonomousデータベースシステムに関するアセスメントコンサルティングから設計、構築、テスト、運用、セキュリティ対策までの一貫した支援サービスとして提供するものになる。

 社長補佐の堀尾俊明氏は、「40人を超えるエキスパートエンジニアを擁し、Oracle製品に対する広く深い専門技術、知識を生かして提供するものになる。年間で20件を超える移行プロジェクトや50件を超えるデータベース環境の構築などの実績をもとに提供することができる」と話す。

 Oracle Autonomous Databaseは、“世界初”をうたう自律型データベースであり、自己稼働、自己保護、自己修復を行うことで、これまで人手がかかっていた作業を自動化できるのが特徴だ。運用面の自動化が進むことから、データベースシステムの運用に関わる人的リソースを半分から3分の1程度に削減できるとされ、人的パワーをより高度な業務に専念させることが可能になる。

「Re:Q Autonomous 移行サービス」の概要
「Re:Q Autonomous 移行サービス」の概要

 先ごろ来日した米Oracle データベース・サーバー技術担当エグゼクティブバイスプレジデント(EVP)のAndrew Mendelsohn氏は、「2019年5月に開設した日本のデータセンターを通じて、利用が増加している。大半がこれまでOracleを利用したことがないユーザーであり、新たなマーケットへの門戸を開いている」とする。

 Re:Q Autonomous 移行サービスでは、「Oracle Autonomous Databaseが持つ機能やサービスを提供するだけでなく、最適化されたAutonomous Databaseを設計、構築するサービスを提供する。これによって、最適な運用とIT課題の解決を実現できる」(レック・テクノロジー・コンサルティング 社長の紙屋滋氏)という。

 オンプレミス環境の基盤をOracle Autonomous Databaseへと移行するとともに、データの最適化をレック・テクノロジー・コンサルティングが実施し、ユーザー企業はアプリケーションの最適化を図ることで、リフト&シフトを実現でき、クラウド移行後も継続的なシステム利用が可能になる。

 「システム構築の迅速さ、拡張の容易性、初期/運用、費用の削減が特徴になる。可用性の向上、利便性の向上などのメリットを適切に調査および検討し、個別要件を考慮して、最適な移行を提案し、具体的な移行作業を確実に支援する。また、Oracle DB RAT技術支援サービスの提供実績も生かして、Oracle Autonomous Databaseの利用拡大に積極的に対応していく」(堀尾氏)としている。

 Oracle Autonomous Databaseでは、フェールオーバーなどによる障害箇所の切り離しや運用の継続、中級DBA(データベース管理者)レベルのパフォーマンスチューニング、最新パッチの適用、危険な設定の排除といった点は自動化できるが、アプリケーションレベルの障害対応とリカバリー、上級DBAレベルのパフォーマンスチューニング、顧客のシステムに特化したパフォーマンスチューニング、セキュリティポリシー設計など、自動化できない部分もしていくという。標準費用は280万円から。初年度20システムの販売を目指す。

 なお、米Oracleでは、Oracle Cloud上でVMwareのワークロードを実行可能にする「Oracle Cloud VMware Solution」を発表しているが、同社は日本での提供開始に合わせて、同ソリューションを推進する新たなサービスの提供を開始する方向で検討しているという。

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