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記事集:クラウドのネットワーク監視

富士通、観光客などの人流をIoTで可視化--北海道広域で実証開始

NO BUDGET

2019-12-12 17:04

 富士通は、小樽観光協会をはじめとする北海道内の観光協会や企業と共同で、観光客など人の流れを可視化・分析する実証実験を開始すると発表した。北海道後志地方の小樽市、余市町、倶知安町、岩内町、ニセコ町、積丹町、神恵内村、および札幌駅周辺、新千歳空港内の3市6町村が対象。期間は2019年12月10日から2020年3月10日まで。

浅草橋観光案内所(小樽運河)のWi-Fiパケットセンサー設置予定箇所(出典:富士通)
浅草橋観光案内所(小樽運河)のWi-Fiパケットセンサー設置予定箇所(出典:富士通)

 北海道後志地方は、札幌駅や新千歳空港からのアクセスが良く人気の観光地が複数あるため観光客数が年々増加しており、小樽市、余市町、倶知安町、岩内町、ニセコ町、積丹町、神恵内村における2018年度の観光客数は合計約1383万人に上る。一方で、各地点の観光客の移動ルートや滞在時間などを詳細に把握し、多様化する観光客のニーズや嗜好を踏まえた効果的な観光施策や事業立案、それらの効果検証が課題になっているという。

北海道外国人観光案内所(新千歳空港)のWi-Fiパケットセンサー設置予定箇所
北海道外国人観光案内所(新千歳空港)のWi-Fiパケットセンサー設置予定箇所

 こうした課題の解決を目指し、富士通は北海道内の観光協会や企業と共同で、3市6町村における観光客などの人の流れを可視化・分析する実証実験を実施する。実証実験では、北海道後志地方、札幌駅周辺、新千歳空港内の各エリアの観光施設や商店街、駅構内、バスターミナルの交通拠点など、観光客が集まる場所に「Wi-Fiパケットセンサー」を計40台設置し、観光客などが所有するスマートフォンをはじめとした通信機器から発する固有IDを、データを匿名化した上でリアルタイムにセンサーで収集する。

 センサーごとに収集した固有IDをグラフ化し、人の流動状況を15分ごとに可視化するほか、複数のセンサーで収集した固有IDをクロス集計することにより、各時間帯の人の流れを流動量とともに可視化する。これらのデータを分析し、各地域の観光施策や各種事業の効果検証などに活用するという。

 実証実験は2019年12月10日から2020年3月10日まで行われる予定。実証実験の幹事を富士通と小樽観光協会が務めるほか、余市観光協会、ニセコプロモーションボード、岩内観光協会、積丹観光協会、神恵内村観光協会が共同実証者として参加する。

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