SaaSは今後も拡大傾向にあり、最大の課題はユーザーへの定着――。1月9日、ウェブベースのシステムの活用支援サービスを提供するWalkMe(港区)が発表したSaaS導入、利用状況に関するオンライン調査で判明している。
SaaS導入率が高い業務領域としては、グループウェアやワークフロー、チャットといった「コラボレーション」が最多。65.1%が導入しているという。
導入業務領域(出典:WalkMe)
複数導入の傾向があり、平均導入数は5.9。1000人以上の企業では7.6、5000人以上1万人未満の企業では9.4と、企業規模と比例するとしている。
導入を検討した目的は「業務の効率化」が最多の82.8%。導入後の課題としては「ユーザーへの定着化」が72.9%を集めている。
検討時の目的(出典:WalkMe)
導入後の課題(出典:WalkMe)