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ソラシドエア、「Slack」全社導入へ--地上から上空までの情報を一元化

藤代格 (編集部)

2020-04-07 07:15

 羽田、沖縄、九州などを結ぶ13路線80便を運航する、中堅地域航空会社(MCC)のソラシドエア(宮崎県宮崎市、従業員数830人)は、Slack Japan(千代田区)が国内提供するビジネスチャットツール「Slack」を4月から全社導入。

国内エアライン業界初の導入となるという(出典:Slack Japan)
国内エアライン業界初の導入となるという(出典:Slack Japan)

 業務改革室推進のもと各部署への段階的な展開を加速させるという。全社員に対してタイムリーな報告、議論の機会増などの利用定着を推進。部門間をまたぎ横断的に情報共有し、必要な情報に迅速にたどりつける体制を確立するという。4月6日、両社が発表した。

 情報伝達方法の効率が悪く、事業所間でのコミュニケーションが不足していたという。業務、情報が特定従業員に集中し、組織的な情報共有、議論する文化が未成熟だったとしている。

 選定理由として、オープンマインドを可能にする設計、拡張性、なじみやすさの3点を挙げている。

 また、2019年度から役員会議などに部分導入。一例として、9月に宮崎で開催した「2019 ISA ワールドサーフィンゲームス」協賛時の「サーフィンプロジェクト運営事務局」での共有チャネル設置を紹介している。若手から中堅までの従業員が参加し、キャンペーンやパッケージプランの企画立案から、ビーチクリーン活動の実施、当日のブース出展の企画、実行まで、各部門を巻き込み、組織を超えたコミュニケーションができたという。

 4月には、本社の宮崎、オペレーションセンターがある東京、就航地各支店などの社内拠点間やり取りを電子メールから切り替える。さまざまな場所、シフトで働く運航乗務員、客室乗務員、整備士、空港旅客係員といった現場社員から管理部門まで、地上から上空までの情報を一元化させるという。

 過去の投稿を含めた全てを検索できるため、問い合わせ対応の履歴、意思決定の経緯などをチャンネルごとに情報整理しつつ、ナレッジとして蓄積、活用していくとしている。

 ほかの業務ツールとも連携させる。例えばウェブ会議を活用し、出張、会議の回数を適正数に抑え、時間、費用などを効率化するという。Slackからアプリを切り替える必要がないため、優先度の高い業務に集中できるという。

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