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凸版印刷、音声翻訳サービス「VoiceBiz」を筑波大学附属病院に導入

NO BUDGET

2020-06-19 09:50

 筑波大学附属病院は、医療従事者が外国人患者と容易にコミュニケーションが取れるよう、凸版印刷の音声翻訳サービス「VoiceBiz」を導入した。利用料金は初期費用が10万円で、1台当たりの月額利用料は5000円。

 VoiceBizはスマートフォンやタブレットにアプリケーションをインストールして利用し、音声では11言語、テキストでは30言語の翻訳が可能。翻訳エンジンには、情報通信研究機構が開発を進めている深層学習を活用したニューラル機械翻訳技術が採用されている。翻訳結果をSNSやメールなどに展開できる「コピー機能」や、フレーズを登録できる「お気に入り機能」などが搭載されている。

 また、あらかじめ翻訳した固有名詞や利用頻度の高い定型文は、翻訳サーバーに登録することでユーザーごとにカスタマイズすることが可能。加えて、ユーザーの要望に対応する「ログ削除機能」もあり、個人情報保護の面で安全に利用できるとしている。

診察受付時の対話イメージ(出典:凸版印刷)
診察受付時の対話イメージ(出典:凸版印刷)

 筑波大学附属病院は、外国人患者受入れ医療機関認証制度の認証を受けた医療機関。外国人患者が安全・安心に医療サービスを受けられる体制整備に向けて、さまざまな取り組みを実施しており、その一環として2019年8月にVoiceBizの利用を開始した。同サービスは、正しい療養説明や入院生活の補助などに用いられている。

 VoiceBizについて同病院は、スマートフォンやタブレット端末にインストールするだけで利用できるアプリケーション型のサービスであるほか、翻訳性能や操作方法の分かりやすさが医療現場におけるコミュニケーション支援ツールとして適していると評価した。

 凸版印刷は音声翻訳精度のさらなる向上に向け、機械翻訳の学習データとして利用されるコーパスの追加や、さまざまなデバイスに対応することでサービスを拡充させていく。そして、医療機関だけでなく訪日外国人を迎えるサービス業者、外国人就労者や技能実習生が増加する自治体や分野へのサービス導入を進め、2020年度に10億円の売り上げを目指すとしている。

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