編集部からのお知らせ
新着の記事まとめPDF「NTT」
おすすめ記事まとめ「MLOps」

NEC、ロボットへのティーチング作業を自動化するAI技術を開発

NO BUDGET

2020-07-29 06:00

 NECは、これまでロボットの専門家が人手で行っていたティーチング作業を自動化する人工知能(AI)技術「目標指向タスクプランニング」を開発した。ロボットを利用する現場の作業者が作業目標を指示するだけで、作業目標を達成する動作をロボットに自動実行させることが可能になり、作業変更が頻発し作業環境が変化しやすい現場でもロボット導入・活用が容易になる。

ロボット導入における「目標指向タスクプランニング」の効果
ロボット導入における「目標指向タスクプランニング」の効果

 労働力不足の解決手段として、組立業や倉庫業、食品工場をはじめ、作業内容が週・日単位で頻繁に変更になる現場においてもロボット導入の検討が増えているという。ロボットに作業をさせるため、一般的には専門家によるロボット動作のティーチングが手動で行われており、特に物品の整列や箱入れなどのロボットにとって複雑な作業では、作業手順とロボットの動かし方を最適化するための試行錯誤が必要となっていた。そのため、作業変更が頻発する現場では、ロボットの導入あるいは継続的な活用が困難になりがちだった。

 「目標指向タスクプランニング」では、ティーチングプロセスの自動化によりロボット稼働までの時間を大幅に短縮し、設定外の事象に自動で対応できる。

「目標指向タスクプランニング」技術を適用したピック&プレイス自動化ロボット
「目標指向タスクプランニング」技術を適用したピック&プレイス自動化ロボット

 入荷部品の棚入れ作業の場合は、部品や棚の配置に応じた作業手順の作成およびロボット動作の設定に、専門家が人手で2〜3時間かけていたが、同技術により自動で数分程度に短縮できる。

 またロボットを設定する場合、棚の付近や作業台に関係ない部材を混入させないなど、例外が発生しないように周辺環境を整えておくか、専門家がさまざまな状態を想定した作業手順を事前に設定しておく必要があった。しかし同技術により、設定外の事象があっても、作業目標の達成に向けた作業手順をその場で自動的に設定し直すため、ロボット用に特別に整備された環境を用意する必要がない。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

特集

CIO

モバイル

セキュリティ

スペシャル

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    アンチウイルス ソフトウェア10製品の性能を徹底比較!独立機関による詳細なテスト結果が明らかに

  2. 経営

    10年先を見据えた働き方--Microsoft Teamsを軸に社員の働きやすさと経営メリットを両立

  3. セキュリティ

    6000台強のエンドポイントを保護するために、サッポログループが選定した次世代アンチウイルス

  4. セキュリティ

    ローカルブレイクアウトとセキュリティ-SaaS、Web会議があたりまえになる時代の企業インフラ構築

  5. 運用管理

    マンガでわかるスーパーマーケット改革、店長とIT部門が「AIとDXで トゥギャザー」するための秘策

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]