THKは、グローバル対応のためBlackLineのクラウド型経理財務システムを導入した。日本IBMがその構築やコンサルティングを担当した。第一弾は2019年12月に日本の本社で稼働を開始し、国内グループ会社や欧州、米州、アジアのグループ企業に順次展開する。
BlackLineは、財務・経理プロセスの自動化と可視化、統制を可能にし、仕訳や証跡作成から報告、監査までの業務の効率化と品質向上を図る。THKはスモールスタートでプロジェクトを開始し、現在はスコープを追加しているという。
今回のシステム構築では、国内初でBlackLine以外の企業が導入を実施、稼働を開始した事例としている。THKは、グローバル展開を戦略の一つと位置付け、経理財務業務の標準化やガバナンス強化を図るべくIT基盤を構築した。