香川県高松市は行政のデジタル化を進めるため、「スマートシティたかまつ推進協議会」内に「デジタル・ガバメント推進特別ワーキンググループ」を設置し、行政手続きのオンライン化に向けた検討に着手した。これに伴いNTTコミュニケーションズ(NTT Com)、NEC、STNetとともに、「手続棚卸タスクフォース(棚卸TF)」を結成した。
行政手続きのオンライン化については、「経済財政運営と改革の基本方針2020」などの政府戦略において推進が求められている。市民の利便性向上や業務効率化に加え、新型コロナウイルス感染症対策の一環としても、窓口業務の非対面化や滞在時間削減などの効果が期待されている。
棚卸TFでは、同市の行政手続きについて実態を把握するため調査/業務分析を行い、それを基に2021年度以降のデジタルガバメントの推進に向けた実行計画案策定に貢献する検討/提言を行う。
同市は、この活動を通してオンライン申請に対応する行政手続きの拡充を進め、住民サービスの向上や職員の業務改革に取り組んでいく。