ZDNet Japanは11月4日から、「ZDNet Japan Summit 2020~Go to デジタルノーマル Digital as a New Normal 企業変革の未来航海図」をオンラインで開催している。コロナ禍で事業の在り方や働き方の見直しが求められる中、「次世代インフラ」「モード2開発」「データ基盤&活用」「セールス&マーケティング」「働き方&業務改善」を順次公開していく。受講料は無料で、オンデマンドで視聴することができる。
11月25日からは、「セールス&マーケティング」の講演を新たに配信する。ニューノーマルな時代では、顧客との関係をどのように構築していくべきなのか。
人口減少に加え、コロナ禍で通勤や外出を控える動きがある中、小田急電鉄は新たな顧客接点として、さまざまな業態の企業と連携しながら、MaaSアプリ「EMot(エモット)」を提供している。その挑戦について、同社 経営企画本部 経営戦略部 課長 次世代モビリティチーム 統括リーダーの西村潤也氏が語る。
また、ヤマハ発動機のSAP導入事例も紹介する。オートバイや船外機などを展開するヤマハ発動機は、グローバルでの個人情報保護と顧客情報の理解に向けて、これまで国や地域ごとに行っていた顧客情報管理をグローバルで統一。セッションでは、両社の担当者が登壇し、取り組みの背景や今後の展望について話す。
さらに、アビームコンサルティング サービスラインビジネスユニット P&T Digital ビジネスユニット CRMセクター ダイレクターの財部透氏も登壇。財部氏は幅広い業界の企業に対し、デジタルを活用した営業プロセスの変革や、それを可能にするシステム開発のコンサルティングを行っている。同氏には、セールステックの構成要素や市場の動向などについて、説明してもらう。
そのほか、既に公開されている次世代インフラとモード2開発では、丸紅ITソリューションズやデンソーらが業界の動向や自社の取り組みを語っている。複数の側面からビジネスの最新動向を知ることで、ニューノーマルな時代にも対応できるのではないだろうか。