日立、従量課金型のデータ基盤サービスを提供--パブリッククラウドと同等のコストで

藤本和彦 (編集部)

2020-12-09 13:11

 日立製作所は12月9日、「日立従量課金型データ基盤ソリューション」の販売を開始すると発表した。併せて、同ソリューションの基盤として利用可能な「Hitachi Virtual Storage Platform」(VSP) ファミリーのミッドレンジモデル「VSP E790」「VSP E590」の販売も開始した。

 新ソリューションは、フラッシュストレージの新型モデルとなる「E590」を基盤とし、低コストを実現する大容量向けのキャパシティーモデルを選択することで、ビジネス向けに提供されるパブリッククラウドストレージと同等のコストを実現可能としている。キャパシティーモデルのような用途ごとに最適化した構成済みモデルから選択することで、最短1週間でデータ基盤を導入できる。価格は個別見積もり。

 また、「ストレージボリューム提供サービス on Equinix IBX」などのソリューションと組み合わせることで、セキュアでシームレスなハイブリッドクラウド環境の構築も可能。

 E790とE590は、フラッシュストレージを搭載した2Uサイズのミッドレンジストレージ。同製品が搭載する重複排除・圧縮技術は、新プロセッサーと同社独自の処理最適化技術の組み合わせにより、従来モデルと比べて2.2倍の優れたパフォーマンスを発揮するとしている。

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