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調査

ローコード開発テクノロジー市場の成長続く--ガートナー

Natalie Gagliordi (ZDNet.com) 翻訳校正: 矢倉美登里 吉武稔夫 (ガリレオ)

2021-02-18 16:03

 Gartnerの最新データによると、ローコード開発技術の市場は、2021年も堅調な成長が続きそうだ。Gartnerはローコード市場について、企業がイノベーションやデジタル変革といった課題に対応するためにローコードプラットフォームを利用するようになる中、コロナ禍でリモートでの開発が急増しており、今後もこういった状況が業界全体を下支えすると予想している。

ノーコード市場

 Gartnerは、ローコードが社会的、技術的に一般的なトレンドとなっていると指摘する。その傾向は、IT部門に属さないシチズンデベロッパーの台頭によって高まっており、今後数年間にわたって大幅な拡大が続くと予想している。Gartnerによると、ローコードアプリケーションプラットフォーム(LCAP)は、2022年までローコード開発技術市場の成長に最も大きく寄与し、2021年には売上高が2020年から30%近く増加して58億ドル(約6100億円)に達すると予想される。

 Gartnerはさらに、ローコード普及の大きな要因として、SaaSとハイパーオートメーションを挙げている。大手SaaS企業の多くが現在、ローコード開発技術を取り入れたサービスを提供している。SaaSの人気が高まる中、ローコード市場でそのトレンドに匹敵するLCAPやプロセス自動化ツールの成長がみられるとGartnerは述べている。

 ローコードの台頭によって、ITバイヤーの構成も変化しているようだ。Gartnerの調査によると、平均してIT部門に属さない従業員の41%が、データソリューションまたは技術ソリューションのカスタマイズや開発に携わっている。Gartnerは、2025年末までにローコードの新規顧客の半数がIT組織以外の業務部門のバイヤーになると予想している。

 Gartnerの調査担当バイスプレジデントFabrizio Biscotti氏は、「新型コロナウイルスのパンデミックが経済に及ぼした影響により、ローコードのバリュープロポジションが実証された」とし、「デジタルフォームやワークフローの自動化のような、リモートワーク機能に対応するローコードの機能は、業務を中断させないために必要となるため、より柔軟な価格設定で提供されるようになるだろう」とコメントした。「世界的に、多くの大手企業が2021年末までに、何らかの形で複数のローコードツールを採用するだろう。さらに長期的に見ると、企業はコンポーザブルエンタープライズという考え方を取り入れ、アプリケーションの革新やインテグレーションに役立つローコード技術に目を向けるようになる」

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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