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記事まとめ「テレワーク常態化で見えたこと」

オックスフォード大の新型コロナ関連の研究を行う施設にサイバー攻撃

Charlie Osborne (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部

2021-03-01 10:54

 新型コロナウイルスのパンデミックについて研究しているオックスフォード大学の研究施設のシステムにサイバー攻撃者が侵入した。

 オックスフォード大学は現地時間2月25日、セキュリティ侵害について確認した。

 ハッカーがオックスフォード大学のシステムへのアクセスに成功したことを明らかにしたとForbesが報じたことを受け、同大学は構造生物学部門(「Strubi」)でセキュリティインシデントが発生したことを認めた。

 Strubiのチームはコロナ禍で、新型コロナウイルス自体の研究とワクチン候補の検討に取り組んでいるという。

 Strubiはオックスフォード大学とAstraZenecaによるワクチン開発には直接関与していない。

 ForbesとHold Securityによると、Strubiの「生物学的製剤の機器」が未知のハッカーに侵入された。ハッカーは、被害に遭ったシステムへのアクセスを販売する目的で、研究施設の機器、ポンプ、および圧力装置とみられるものに侵入したとしていたようだ。

 Forbesに提供された証拠には、2021年2月13日と14日のタイムスタンプが記載されている。

 オックスフォード大学は、セキュリティ侵害を認めたが、声明の中で、「臨床研究に影響はなかった。影響を受けたエリアで実施されていないためだ」と述べた。

 さらに、患者のデータや記録に関連するシステムも今回のサイバー攻撃の影響を受けていないようだ。

 英国家サイバーセキュリティセンター(NCSC)の広報担当者はForbesに対して、「われわれは、オックスフォード大学に影響を与えたインシデントを認識しており、影響を完全に把握しようと努めている」とコメントした。

 この件は英政府通信本部(GCHQ)に報告され、NCSCがインシデントを調査している。

 攻撃者はこれまでにも、新型コロナウイルスやワクチンの研究成果を盗む目的で大学を標的にしてきた。2020年5月には、ロシア、イラン、中国の脅威アクターが研究成果を窃取するために英国の大学や研究施設を標的にしている可能性があるとNCSCが警告したと報じられた

 欧州医薬品庁(EMA)は12月、サイバー攻撃で承認済みの新型コロナウイルスワクチンに関する文書がハッカーにアクセスされたと発表した。1月には、ハッカーが不正にアクセスしたワクチンに関する情報が流出したことを明らかにした

 国際刑事警察機構(INTERPOL)は12月、新型コロナウイルスワクチン関連の組織的な犯罪ネットワークについて警告した。世界的なパンデミックで「前例のないような日和見的で侵略的な犯罪行為が引き起こされている」としていた。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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