JAL、NECなど、鹿児島空港・霧島市内で顔認証活用したおもてなしサービスを実証実験

NO BUDGET

2021-03-18 10:23

 日本航空(JAL)、NEC、霧島市、霧島市観光協会は、鹿児島空港と霧島市内で顔認証を活用した「おもてなしサービス」の実証実験を3月24日~4月21日まで実施する。

 実験では、顔認証を用いたラウンジへの入室やスタンプラリーによる旅行体験を提供する。NECの顔認証技術を用いて、生体認証データを1つの共通IDとして利用する。また、マスクをしていても認証できる技術を導入しており、利用者はマスク着用のままサービスを利用できる。

鹿児島空港でのラウンジ入室の概要
鹿児島空港でのラウンジ入室の概要

 鹿児島空港内にあるJALサクララウンジの入室実験では、マスクを着用したまま顔認証で本人確認を行うことで、安全安心かつスムーズな施設利用を可能にする。なお、マスク着用での顔認証技術の活用は航空会社では国内初という。

デジタルスタンプラリーの概要
デジタルスタンプラリーの概要
スタンプラリーのタブレット画面イメージ(左:スタンプなし、右:スタンプあり)
スタンプラリーのタブレット画面イメージ(左:スタンプなし、右:スタンプあり)

 デジタルスタンプラリーは、霧島市内の観光案内所など5カ所のスポットを巡り、設置したタブレットで顔認証を行い、スタンプを集める。空港内にはディスプレイを併設しており、スタンプの数によって変化するオリジナルフレームで記念撮影も楽しめる。スマートフォンを所有する人であれば、顔情報などを登録すると誰でも無料で参加できる。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    Pマーク改訂で何が変わり、何をすればいいのか?まずは改訂の概要と企業に求められる対応を理解しよう

  2. 運用管理

    メールアラートは廃止すべき時が来た! IT運用担当者がゆとりを取り戻す5つの方法

  3. セキュリティ

    従来型のセキュリティでは太刀打ちできない「生成AIによるサイバー攻撃」撃退法のススメ

  4. セキュリティ

    AIサイバー攻撃の増加でフォーティネットが提言、高いセキュリティ意識を実現するトレーニングの重要性

  5. セキュリティ

    クラウド資産を守るための最新の施策、クラウドストライクが提示するチェックリスト

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]