Denodo Technologiesはクラウド型のデータ統合ソリューション「Denodo Standard」の提供を開始する。クイックスタート型のデータ統合ソリューションとして中小企業ユーザーなどの利用を想定している。
Denodo Standardは、データ仮想化と呼ばれる機能を使ってデータソースに直接接続する。そうすることで、データを別のリポジトリーに複製することなく、データの統合環境を構築できる。
Amazon Web Services(AWS)、Microsoft Azure、Google Cloud Platform(GCP)のマーケットプレースで販売される。クラウドインフラによる運用の自動化と時間単位の価格設定により、迅速な導入を可能にする。
また、Denodo Standardには、直感的なウェブユーザーインタフェースと、人工知能(AI)を活用した提案機能によって強化されたノーコード/ローコードによる強力なデータデザインスタジオ、さまざまなデータソースに接続できる150種以上のコネクターを選択できるオプションが備わっている。
これらの機能を活用し、クラウドデータウェアハウス、データレイク、SaaSアプリケーションに接続することで異種ソースからのデータを統合ビューに結合できる。さらにダッシュボードやレポートを介してビジネスユーザーや開発者が、データを一元的に利用できるようになる。