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SAP HANA Cloudに低コスト化を実現する新サービス

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2021-04-21 09:30

 SAPジャパンは、SAP HANA Cloud内で「SAP ASE(Adaptive Server Enterprise)」「SAP Replication Server」「SAP IQ」のクラウドサービスを利用できるようにした。

 SAP ASEの信頼性とパフォーマンス、SAP IQの拡張性の高い大量データ管理機能、SAP HANAによる高度な分析機能を活用したアプリケーションを1つのシンプルなSAP HANA Cloud上で構築できる。これにより、複雑性やインフラストラクチャー管理コストを大幅に低減できる。

 SAP ASEとレプリケーション機能では、高速トランザクションの大量処理に優れていることが実績で証明されているとし、金融業界ではミッションクリティカルなグローバルトレーディング、リスク分析、トレードライフサイクル全体をサポートするために使用されているという。通信業界では、通話や顧客の契約データの処理に使用されているという。

 SAP HANA CloudのSAP ASEサービスは、オンプレミス版との互換性が高く、ユーザーはこれまでの投資を継続利用できる。また、これらクラウドサービスは、標準SQLベースのアプリケーションの利便性も維持し、その他データベースからSAP HANA Cloudを使用したアプリケーションへの移植も迅速かつ容易に行える。

 SAP IQは、データウェアハウス専用の高速データベースとして、SAP HANA Cloudのビルトインコンポーネント「Data Lake」サービスで使われている。Data Lakeサービスは、大量のデータを高速かつ効率的にクラウド内に格納し、クエリを実行でき、格納されている全てのデータに対して容易で高性能の分析処理を実行できる。

 今回のアップデートで既存のオンプレミスのSAP IQデータベースとの完全な互換性が提供され、SAP HANAデータベースサービスを介さずに直接Data LakeをSAP IQとして利用できるようになった。なお、SAP HANA Cloudサービスは、2021年度末までにはAmazon Web Services(AWS)、Microsoft Azure、AliCloud、Google Cloud Servicesにデプロイメントできるようになる。

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