SAP、福井大学など産学官民連携で地域課題解決への取り組みを開始

NO BUDGET

2021-05-12 09:24

 SAPジャパンと福井大学工学部大学院工学研究科 産業創成工学専攻経営・技術革新工学研究室(竹本研究室)、NPO法人のエル・コミュニティは、福井県で社会データ解析とデザイン思考を活用した地域課題解決への取り組みを開始した。

 これは、教員と企業などとの共同研究に学生を関与させた課題解決活動を支援する「FAA学ぶならふくい!応援事業」(福井県大学私学課)の補助を受けて実施される。

 竹本研究室は、課題解決型学習(PBL)によるアントレプレナーシップ養成を活動方針としており、社会調査と統計解析による理文融合領域の研究を行っている。

 今回の取り組みにおいて同研究室は、統計データなどを用いた本質的な課題の探求、デザイン思考を用いた仮説検証、福井県内でのフィールドワークの実施および地域課題解決のためのプロトタイプを作成し、課題解決の実践を目指している。

 また、若者による地域づくりの企画や推進、支援を行っているエル・コミュニティは学生が提案する企画支援を行い、SAPジャパンはデザイン思考の方法論とテクノロジーの知見を提供し、課題解決を支援する。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]