これらの数値からも分かるようにハイパフォーマーに業務が集中し、ローパフォーマーの減少傾向が高い「二極分解が進んでいる」(市川氏)傾向をうかがい知ることができた。
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同僚とのコミュニケーションや企業への所属意識に関する調査でもハイパフォーマー/ローパフォーマーの軸で見ると、直属上司との業務連携・協力が増えたのは20%/18%、減ったのは22%/34%。同僚との業務連携・協力が増えたのは24%/19%、減ったのは21%/30%。相談する機会が増加したは11%/7%、減少したのは33%/55%。雑談機会が増えたのは10%/9%、減ったのは54%/58%。進捗を共有する機会が増えたのは18%/16%、減ったのは37%/49%。組織への所属意識が増加したのは11%/9%、減少したのは25%/51%となっている。
「オンライン会議でもハイパフォーマーは最初の数分間にアイスブレイクを楽しめるが、ローパフォーマーはその機会も失っている可能性が高い。5割のローパフォーマーが『蚊帳の外』であり、帰属意識も低下」(市川氏)
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