丸紅情報システムズ、DXソリューションをサブスク型で提供

NO BUDGET

2021-07-30 15:29

 丸紅情報システムズ(MSYS)は、クラウドDXソリューション「MAIDOA(マイドア)」の提供を開始した。

 MAIDOAは、Google Cloudをプラットフォームに利用したサブスクリプション型のサービスでAI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)を活用したDX(デジタル変革)ソリューションを簡単なパッケージにして提供する。

 IoTデータをクラウドに集約し、分析・可視化をワンストップで提供するGoogle Cloudを基盤として活用する。これにより、AI/IoTを活用した環境モニタリング、メーター読み取り、タンク残量監視などの製造・建設・農業のスマート化や、屋内位置測位、資産管理、3密検知、HACCP対策などのオフィス・店舗環境の可視化の実現を容易にする。

利用イメージ
利用イメージ

 ユーザーの要望に合わせたセンサーやカメラなどIoTデバイスの接続を実現し、業務内容に合わせて機能やユーザー画面を柔軟にカスタマイズすることができる。

 Google Cloudをプラットフォームに利用した拡張性の高さと、瞬間的な負荷への耐久性も特徴で、Google CloudのAIサービスと連携することでAIシステムとして導入することも可能となる。

 今後、オプションサービスとして、エンジニアがユーザーの課題に合わせてAI開発の実証実験段階からサポートし、検証したAIモデルをMAIDOAへ組み込んで利用する「MAIDOA AI+」を提供する予定。

 また現場環境をバーチャル空間上に再現するデジタルツインサービス「NavVis(ナビビズ)」(開発元:NavVis、国内総代理店:構造計画研究所)と連携して作業生産性の向上や直観的な現場把握を実現する「MAIDOA Guide」も提供する予定だ。

 MAIDOAの利用価格は月額5万円(別途初期費用あり)から。

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