レノボ、「TruScale」拡大--デバイスからクラウドまで「Everything-as-a-Service」で提供へ

Stephanie Condon (ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部

2021-09-09 11:46

 Lenovoは米国時間9月8日、すべてのポートフォリオをサービスとして提供すると発表した。「Lenovo TruScale」ブランドの下、ポケットに収まるようなデバイスからクラウドに至るまで、単一の契約で「Everything-as-a-Service」(EaaS)として提供する。

 これにより、Lenovoが今までに提供してきた「アズアサービス」オプションは、単一の新サービスに統合される。TruScaleブランドはこれまで、同社の従量課金型データセンターサービスなどで用いられてきた。またこの新サービスには、既に提供されているサービスとしてのデバイスソリューション「Lenovo Device as a Service(DaaS)」も含まれている。

 この消費ベースの新サービスは、ITインフラとサービスという観点でより高い柔軟性を必要とする、新たなハイブリッドワークモデルに対応するためのものとなっている。

 LenovoのソリューションおよびサービスグループのプレジデントKen Wong氏は声明で、「私たちは日々、最高情報責任者(CIO)らから、自社の組織のテクノロジーのニーズは12~18カ月ごとに進化していると聞いている」とし、「Lenovo TruScaleで、顧客はeverything-as-a-serviceで、1つのソリューション、1つのプロバイダー、1つの契約フレームワーク、そして単一のアカウンタビリティーに期待できる」と述べている。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. ビジネスアプリケーション

    生成 AI 「Gemini」活用メリット、職種別・役職別のプロンプトも一挙に紹介

  2. セキュリティ

    まずは“交渉術”を磨くこと!情報セキュリティ担当者の使命を果たすための必須事項とは

  3. セキュリティ

    迫るISMS新規格への移行期限--ISO/IEC27001改訂の意味と求められる対応策とは

  4. ビジネスアプリケーション

    急速に進むIT運用におけるAI・生成AIの活用--実態調査から見るユーザー企業の課題と将来展望

  5. セキュリティ

    マンガで分かる「クラウド型WAF」の特徴と仕組み、有効活用するポイントも解説

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]