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調査

世界IT支出、2022年は4.5兆ドルに--ガートナー予想

Jonathan Greig (ZDNet.com) 翻訳校正: 緒方亮 吉武稔夫 (ガリレオ)

2021-10-21 16:11

 Gartnerは、2022年の世界IT支出が前年比で5.5%増加し、4兆5000億ドル(約510兆円)に達すると予想している。

 Gartnerによると、2022年はコミュニケーションサービスの支出が約1兆5000億ドル(約170兆円)、ITサービスは1兆3000億ドル(約150兆円)になる。デバイスは8200億ドル(約94兆円)で、エンタープライズソフトウェアは7000億ドル(約80兆円)、データセンターシステムは2070億ドル(約24兆円)と予測されている。

 2021年と比べて2022年の支出が最も大きく伸びるのは、エンタープライズソフトウェアだ。デバイスの伸び率は、2021年には15.1%だったが、2022年は2.3%と予想されている。Gartnerによると、エンタープライズソフトウェアの伸び率は11.5%で、「インフラソフトウェアへの支出がけん引し、引き続きアプリケーションソフトウェアへの支出を上回る」という。

 Gartnerのリサーチ担当バイスプレジデントJohn-David Lovelock氏は、「エンタープライズ企業はますます、新しいテクノロジーとソフトウェアを購入、導入するのではなく、開発するようになり、2022年の全体的な支出レベルは2021年より緩やかになるだろう」と述べている。

 「しかし、デジタルテクノロジーの取り組みが戦略的なビジネスの最優先事項であることは変わらない。企業は今後も仕事の未来を刷新し、2022年にかけては、インフラの強化や、複雑さを増すハイブリッドな働き方への対応に支出が集中する」(Lovelock氏)

 2021年はリモート学習、テレワーク、テレヘルスが推進されたことで、デバイスへの支出は2020年比で15.1%増となり、増加率のピークを迎えた。2020年は前年比1.5%減だった。

 Gartnerは、「2022年もやはり、ハイブリッドな労働環境で成功を実現するため、エンタープライズ企業でデバイスのアップグレードや、複数のデバイスへの投資が増えると予想される」としている。

 また、ITサービスへの支出は2022年、2020年と比べて2000億ドル(約22兆円)以上増えるとGartnerは予測している。

 Lovelock氏は、「2020年と2021年に変わったことは、テクノロジー自体ではなく、さまざまな方法でテクノロジーを導入、利用しようとする人々の意欲と熱意だった」と述べている。

 「最高情報責任者(CIO)は2022年、ビジネスのコンポーザビリティーと、非同期のワークフローに対応するテクノロジーを活用し、仕事のやり方を再構成する必要がある」(Lovelock氏)

 GartnerのIT支出予測は、IT製品とサービス全般を提供する多数のベンダーから収集した売上高の分析に基づいている。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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