株取引アプリのRobinhood、顧客数百万人の情報流出

Adam Benjamin (CNET News) 翻訳校正: 矢倉美登里 高橋朋子 (ガリレオ)

2021-11-09 10:48

 株取引アプリ「Robinhood」を手がけるRobinhood Marketsは米国時間11月8日、3日にデータセキュリティインシデントが発生したことを明らかにした。一部の顧客の個人情報に権限のない第三者がアクセスしたという。Robinhoodによると、影響を受けた顧客は700万人強に上る。データが流出した量は顧客により差があるという。Robinhoodは、2021年にGameStop株などが乱高下した問題でおそらく最も知られている。

Robinhood
提供:James Martin/CNET

 Robinhoodのプレスリリースによると、顧客約500万人のメールアドレスのほか、さらに顧客200万人の氏名が流出した。310人は氏名、生年月日、郵便番号、約10人は「より広範なアカウントの詳細」が流出した可能性がある。社会保障番号、銀行口座番号、デビットカード番号は流出していないという。Robinhoodは、影響を受けた顧客に適切に情報を開示していくとしている。

 Robinhoodの声明によると、侵入を阻止した後、流出に関連して支払いを求める脅迫を受けた。同社は法執行機関に通知しており、外部のセキュリティ企業の協力を得て、インシデントの調査を継続しているという。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]