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サイトリライアビリティーエンジニアリング(SRE)向上へ--5つのアプローチ

Joe McKendrick (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子

2021-12-02 06:30

 DevOpsという流れが必然になり、立ち止まるどころか減速さえ許されない時代にあって、サイトリライアビリティーエンジニアリング(SRE)はなくてはならないものとなっている。運用と開発を結びつける役割を果たすSREに対する需要は極めて高いと言えるだろう。


 Constellation Researchが最近公開したレポートによると、SREを有効活用している企業と、このプラクティスの要点をまだ理解しきれていない企業との間には大きな隔たりがあるという。同社のアナリストであり、このレポートの著者でもあるAndy Thurai氏は「後れを取っている組織は、大きな災厄に見舞われる一歩手前の状況にある」と述べた上で、「成熟したDevOps組織を有しているだけでは、デジタル経済で勝ち残れない。成熟したDevOps組織が生み出すコードのベロシティーに信頼性と弾力性をもたらすには、IT運用に対してソフトウェア工学的なアプローチを適用する、成熟したSRE組織が必要になる」と述べた。

 その柱は文化とマインドセットに集約される。Thurai氏は「原価部門としてのIT部門のメンタリティー、すなわち自らのシステムは聖域にあるという考えを改める必要がある」と述べ、「SREという考え方は全体として、ソフトウェアを信頼できるものにするとともに、突発的な障害に備えておくようにすることだ。新たなツールを導入したり、アジャイルかつリーンな技法を採用するのも1つの手だが、組織の文化が非効率的なものであれば、その取り組みは不毛な結果に終わる」と続けた。

 Thurai氏は、しっかりしたSREのプラクティスを深化させるためにできることとして以下を挙げた。

オープンな組織にする

 Thurai氏は「組織は、1つのチームとしてのコラボレーションを醸成し、サイロを除去し、人々が懸念や問題について自由に発言できる安全な環境を作り上げるとともに、継続的な向上を図るアプローチや、チームの自主性、チームとの話し合いにおいて相手の立場に立つというアプローチを重視していく必要がある」と促した。

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