Veeam、「Veeam Backup for Microsoft 365 v6」を提供開始

NO BUDGET

2022-03-11 16:03

 Veeam Software(Veeam)は、「Veeam Backup for Microsoft 365」の最新バージョンを提供開始した。

 「Veeam Backup for Microsoft 365 v6」では、企業とサービスプロバイダー向けの自動化と拡張性をそなえ、リストアデータへの多要素認証(MFA)アクセスによりセキュリティを強化している。また低コストのオブジェクトストレージにバックアップしているデータのセカンダリコピーを作成し、リカバリーの信頼性を確保している。

 同バージョンは、「Microsoft 365」向けのバックアップおよびリカバリーソリューションで、オンプレミス、ハイパースケールクラウド、サービスプロバイダーなど、あらゆる場所への安全なバックアップを実現する。v6の新機能では、リカバリー要求時の負担が軽減されたことによるIT部門の作業時間短縮と、バックアップの効率性向上により、追加コスト削減を実現する。

 新バージョンでは、Microsoft 365向けのセルフサービスリストアポータルを導入し、IT管理者が一元化された場所からメール、ファイルなどのリストアを安全に委任できるようにした。ユーザーによる誤削除のような単純なインシデントの際には、IT管理者のサポートやバックアップサーバーに直接アクセスする必要なく、ユーザーが独自にリストアを実行したり、リストアオペレーターの部門に委任したりすることができるようになる。これにより、管理セキュリティを維持しながら作業時間を節約することができる。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. ビジネスアプリケーション

    生成 AI を活用した革新的な事例 56 選 課題と解決方法を一挙紹介

  2. ビジネスアプリケーション

    生成 AI の可能性を最大限に引き出すためにできること—AI インフラストラクチャの戦略ガイド

  3. ビジネスアプリケーション

    業務マニュアル作成の課題を一気に解決へ─AIが実現する確認と修正だけで完了する新たなアプローチ

  4. ビジネスアプリケーション

    調査結果が示す「生成 AI 」活用によるソフトウェア開発の現状、ツール選定のポイントも解説

  5. ビジネスアプリケーション

    ITSMに取り組むすべての人へ、概要からツールによる実践まで解説、「ITSMクイックスタートガイド」

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]