マイクロソフトの「Teams」、Appleシリコン搭載Macにネイティブ対応

Mary Jo Foley (ZDNET.com) 翻訳校正: 緒方亮 吉武稔夫 (ガリレオ)

2022-08-04 13:39

 Microsoftは「Appleシリコン」に最適化した「Teams」のベータ版を4月からテストしてきた。そして米国時間8月3日、この新しい「Mac」向けTeamsクライアントを、これから「数カ月かけて段階的に」提供していくことを明らかにした

Microsoft Teams
提供:Microsoft

 Microsoftは、「Microsoft 365」の主要アプリである「Outlook」「Word」「Excel」「PowerPoint」をAppleシリコンに最適化することに取り組んできた。Microsoftによると、最適化されたTeamsクライアントは、Appleの「Rosetta 2」を使ってエミュレーションモードで実行する必要がなくなることから、パフォーマンスが大幅に向上するはずだという。通話や会議に複数の高解像度モニターを使用していてもパフォーマンスが向上するはずだとしている。

 「M1」や「M2」を搭載するモデルを含む全てのMacのユーザーは、新しいTeamsへの自動アップグレードを受けられるという。

 「プロダクショングレードのユニバーサルバイナリー版のTeamsを順次提供していく。これにより、TeamsはAppleシリコン搭載のものを含むすべてのMacでネイティブ実行されることになる」とMicrosoftは説明している。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]