ヴイエムウェア、クラウドの設定状態を管理するツールの無償版を公開

ZDNET Japan Staff

2022-08-25 16:37

 ヴイエムウェアは8月25日、クラウドセキュリティポスチャー管理(CSPM)製品「CloudHealth Secure State」の機能を一部限定した無償版「CloudHealth Secure State Free Tier」の提供を開始した。

 CloudHealth Secure Stateは、ベストプラクティスや各種規制、ガイドラインに基づいてクラウド環境の設定を検査し、セキュリティやコンプライアンスの状態を可視化、是正、管理する製品。同社によれば、セキュリティ問題につながりかねないクラウド環境の設定ミスには、例えば、「オブジェクトストレージのデフォルトでの暗号化が無効になっている」「IDアクセス管理のポリシーで制限の管理者権限が設定されている」「必要なユーザーに多要素認証が利用されていない」といったものがある。

 無償版のCloudHealth Secure State Free Tierは、「Amazon Web Services」(AWS)や「Microsoft Azure」「Google Cloud Platform」(GCP)とKubernetes環境を対象に、検索サジェスト機能を使ってクラウドのリソースを検出し、視覚的なグラフで相互接続されているオブジェクト間の関係性を把握できるほか、米国の「Center of Internet Security」(CIS)のフレームワークに基づいて、セキュリティとコンプライアンスの状況を評価し、重要な設定ミスの把握や優先順位付けが行える。

 有償版の「CloudHealth Secure State Enterprise」との違いは、インベントリーの更新頻度が日次(有償版はほぼリアルタイム)、検索クエリーが月間300件まで(有償版は無制限)、データ保存期間が30日(有償版は13カ月)、チケット管理ツールの連携がメールとSlackのみ(有償版はJira CloudやWebhook Email、Slack、SQS、Splunk)などで、有償版機能の一部が使用できない。また有償版では、CIS以外にも20以上のフレームワークや業界標準を用いた評価ができる。

有償版と無償版の違い
有償版と無償版の違い

 無償版の利用には、ユーザーが所属する組織のメールアドレス登録と「VMware Cloud Services」のアカウント登録、CloudHealth Secureにおける「VMware Cloud Services Organization」へのひも付けと基本設定が必要になる。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]