マネーフォワードは、グループ経営を行う成長企業に向けて、連結会計業務の効率化をクラウドで実現する「マネーフォワード クラウド連結会計」を2022年冬に提供開始する予定だ。
連結会計業務における一般的なシステムを用いた場合と「マネーフォワード クラウド連結会計」を活用した場合の違い
同サービスは、グループ各社のデータ収集やファイル管理を効率化し、多拠点での同時編集によりリアルタイムに経営状況を可視化する。「マネーフォワード クラウド会計Plus」とのAPI連携によりデータを自動収集でき、「Excel」ファイルのインポートにも対応しているので、他の会計システムを利用している場合も利用できる。
従来の連結会計システムはオンプレミス型のサービスが主流で、連結決算を行うためのデータ収集用のフォーマットである連結パッケージをメールでやりとりしていることが一般的だ。これらの運用は、コミュニケーションコストが高く、また、システムに合わせたデータの変換や、転記の手間も発生している。
バックオフィス向けSaaSを提供する同社では、クラウド上で完結する連結会計システムをめざし今回のサービス提供を決定した。