パーソル、グループ経費管理基盤として「SAP Concur」を採用--全従業員の働き方改革を推進

藤本和彦 (編集部)

2023-03-22 14:19

 パーソルホールディングスは、グループ経費管理基盤として「SAP Concur」を採用した。グループ横断のDXプロジェクトとして全従業員の働き方改革を目指す。サービスを提供するコンカーが3月22日に発表した。

 主な導入製品は、経費精算クラウド「Concur Expense」、領収書読み取りアプリ「ExpenseIt」、出張申請クラウド「Concur Request」に、専門コンサルタントがデータ活用を支援する「レポーティングサービス」。

 パーソルでは、経費精算業務における手入力や紙媒体での領収書原本の保存が一掃され、ペーパレス対応が可能となったほか、確認・承認業務を時間や場所の制限なく行えるようになった。また、交通系ICカードの情報連携などの機能により、入力ミスや差し戻しも激減し、従業員の生産性を向上した。

 2023年4月に国内グループ全社への展開が完了する見込みで、約4万人での利用を予定している。今後は段階的な承認レスの仕組み作りに取り組み、さらなる業務効率化を目指すとしている。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. ビジネスアプリケーション

    生成 AI 「Gemini」活用メリット、職種別・役職別のプロンプトも一挙に紹介

  2. セキュリティ

    まずは“交渉術”を磨くこと!情報セキュリティ担当者の使命を果たすための必須事項とは

  3. セキュリティ

    迫るISMS新規格への移行期限--ISO/IEC27001改訂の意味と求められる対応策とは

  4. セキュリティ

    マンガで分かる「クラウド型WAF」の特徴と仕組み、有効活用するポイントも解説

  5. ビジネスアプリケーション

    急速に進むIT運用におけるAI・生成AIの活用--実態調査から見るユーザー企業の課題と将来展望

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]