日用品商社のあらた、「SAP Concur」を採用--1年当たり約2万7000時間の工数削減へ

NO BUDGET

2023-03-24 16:44

 コンカーは、化粧品・日用品・家庭用品・ペット用品などの卸売業を行うあらたが、グループ経費管理基盤として「SAP Concur」を採用したと発表した。

 あらたは2023年6月から、グループ会社3社含む約2300人を対象に利用を開始する。他グループ会社への展開も予定しており、1年当たり約2万7000時間の工数削減を目指す。

 今回の導入により、煩雑になっていた申請プロセスがシンプルになり、紙証票の保管が不要になるほか、インボイス制度、改正電子帳簿保存法への対応が可能となる。また、SAP Concurのキャッシュレスサービス連携機能、交通系ICカード自動連携機能、規定違チェック自動化機能などを活用することにより、承認レスを推進する。

 導入したのは、経費精算/管理クラウド「Concur Expense」をはじめ、請求書管理クラウド「Concur Invoice」、請求書AI-OCR+補正入力代行「Invoice Capture」、交通系ICカード(Suica)自動連携「ICCI(IC Card Integration)」、規定違反の目視チェック・監査を代行する「Auditサービス」。

 このほか、専門コンサルタントが分析レポートを代行作成する「レポーティングサービス」なども導入した。SAP Concurについてあらたは、グループ導入の実績が豊富でスムーズに各社へ展開可能なプラットフォームであることや、優れたUIと稼働後の利用者に対する定着支援が充実していることなどを評価したという。また、大手企業における導入実績や豊富な知見や手厚いサポート体制、交通系ICカード自動連携機能などを提供する技術力も採用のポイントになったという。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]